ついに「本会議ライブ配信」が北区議会でもスタート!実現までの道のりと、これからの課題

スマートフォンに映し出された北区議会の本会議ライブ配信(生中継)のイラスト。「議会改革 北区議会がついに!本会議ライブ配信スタート!令和8年第2回定例会より始動。その舞台裏とこれからの課題」という文字と、右下に「北区議会議員 佐藤ことブログ」のクレジットが入った、ライトブルーを基調としたシンプルなアイキャッチ画像。

こんにちは!北区議の佐藤ことです。

ついに「北区議会本会議のライブ配信(生中継)」がスタートしました!
令和8年第2回定例会から、ということで本日の本会議から始まりました。

「え?今までやってなかったの?」と思った方もいるかもしれません。

実は北区はこれまで録画の動画配信やJ:COMでの放映はしていたものの、リアルタイムの「ライブ配信」はありませんでした。

23区で最後…取り残された北区

選挙期間中に出産し、乳幼児を抱えながら議員としてスタートした私にとって、議会改革、特に議会のインターネット中継は必ず実現したいことのひとつでした。

北区議会は平成21年から議長の私的諮問機関として、「議会改革検討会」が開かれてきており、初当選後の令和5年度の議会改革検討会(第10期)ではいくつかの検討事項の中に「ライブ配信」が上がっていました。 当時の状況は、「録画配信は23区すべてが実施、でもライブ配信は16区のみ」という状態。

その後、大沢議長のもとで「議会改革推進検討会」がスタート、現在の青木議長に引き継がれていきます。 これまでの検討会は非公開で行われることが多かったのですが、この推進検討会は「公開」の形で行われ、より透明性の高い議論が進められていきました。

しかし、時代の流れは早く、令和7年度の第2期議会改革推進検討会のときには北区以外の22区すべてでライブ配信がスタート。 気づけば、北区だけが取り残されてしまっているという状況になっていたのです。

なぜ時間がかかった? 議論の的は「再質問の時間制限」

「なんで他区ではできているのにそんなに時間がかかったの?」と思われるかもしれませんが、北区議会でも「ライブ配信は絶対にやるべき」という点では全会派の意見が一致していました。

議論がストップしてしまったのは「再質問の時間制限をどうするか」というルール作りの部分です。

議員が質問し、区側が答弁した後、さらに重ねて質問する「再質問」。 北区では代表質問30分・個人質問20分という時間制限があるものの、再質問には時間制限がありませんでした。

制限時間を設けるべきか否かで意見が分かれ、調整に長い時間が費やされました。

しかし、最終的にはお互いの歩み寄りがあり、

  • 代表質問: 10分程度
  • 個人質問: 7分程度

    という形でルールがまとまり、ついに今回のライブ配信実現へと漕ぎ着けたのです。

初日はトラブルも…でも、これは大きな一歩!

今日の本会議からスタートしたのですが、配信初日の今日に限って機材トラブルがあり、一部見られない時間帯もあったようです。「せっかく始まったのに!」と思われた方には大変申し訳ありません。

でもまずは、北区議会が「ライブ配信をスタートさせた」という前向きな一歩だと私は感じています。

何より、私たちの街のルールが決まる瞬間をリアルタイムで見られるようになったのは本当に嬉しい!!ぜひ、みなさんも一度配信ページを覗いてみてください!

北区議会議会中継
https://smart.discussvision.net/smart/tenant/kita/WebView/rd/council_1.html

来週月曜日(6/15)には私も個人質問で登壇します!

今後の課題:次は「委員会室」の動画配信へ

今回のライブ配信スタートは素晴らしい一歩ですが、実はまだこれで終わりではありません。

現在、動画配信(ライブ・録画含む)の対象となっているのは、議場で行われる「一般質問」や「臨時会」などがメインです。 しかし、常任委員会や予算・決算など、詳細な議論が行われる「委員会室」の様子は、まだ動画配信ができていません。

機材の配置や予算、スペースの確保など、クリアすべき課題はたくさんありますが、ここも動画配信ができるようになれば、北区の議会はもっとオープンで身近なものになります。

今回のライブ配信実現を機に、次のステップである委員会室の配信に向けても議論を進めていきたいと思いますので注目していてください!

それでは今日はこのへんで。