児相職員による性暴力。子どもたちを守るためにできることとは

こんばんは、佐藤ことです。

信じられないショッキングなニュースを見ました…。

児童相談所(児相)の職員2名が、保護していた子どもに対し、保護期間明けに性暴力を加えていたというのです。

被害を受けた2人が「関係を壊したくなかった」と話すなど、被害を訴えにくい状況であったことが伺えます。被害を訴えにくい立場の人、特に子どもへの性暴力は本当に卑劣です。

現時点では東京都内の児童相談所の多くは東京都管轄なので、同様の事件が起こらないよう都政でも厳しくチェックしていがなければと思います!

都議補選で掲げた100の政策の中の一つに、「性暴力被害者・セカンドレイプ被害者への支援を強化、性犯罪再犯の防止策の強化」を入れています。

私自身、小学生のときに性犯罪に巻き込まれたことがあります。刃物を持った男に襲われたのですが、数日後に警察ご「この中に犯人の心当たりはある?」と持ってきた顔写真ファイルにずらっと100人くらい容疑者が並んでいて… 自分の生活圏近くにこんなに犯罪者がいるなんてとゾッとしたんですよね。

そのあとも何度もワゴンやハイエースで追いかけられたり連れ込まれそうになったり怖い思いをしました。満員電車でもガラガラの電車でも痴漢に遭いました。これはすべて未成年のときの話です。

それから、夜道を安心して歩けたことは一度もありません。

しかし、政策の動画の中でもお話ししている通り、加害者への厳罰化だけでは解決せず、性依存症として治療が必要だと考えています。

また、国政マターのため政策に入れていませんが、日本版DBSのようなスクリーニング制度導入には期待しています。これは(もちろん子どもを守るためというのが大前提とした上で)加害者を社会から排除するためではなく、治療の一環としても必要と考えます。

※DBSとは…Disclosure and Barring Serviceの略。英国では個人の犯罪履歴がデータベース化され、一定年齢以下の子どもと関わる仕事をするすべての人は、 ボランティアも含めてDBSに照会して、 犯罪履歴がないという証明書(いわゆる無犯罪証明書)を発行してもらう必要があります。

(そういえば私もアイルランドで子どもと関わるボランティアをする際に、DBS的なものに照会をして無犯罪証明書を提出した記憶がうっすら、、、)

子どもたちを性暴力から守るためにできることは何か考え続け、安心して夜道を歩ける東京都を実現できるよう、頑張ります!

それでは今日はこのへんで。