質の高い雑誌を買うことがホームレス問題の支援に!?「ビッグイシュー」を買ってみよう

こんばんは、佐藤ことです。

今日11時頃に田端駅に行ったところ、ロータリーに赤いビブスの方が!「もしかして?」と思ったら…

やっぱりビッグイシューの販売員さんでした。私は普段田端駅をあまり利用しないので、ここで販売員さんにお会いしたのは初めて。

「いつも田端駅で活動してるんですか?」とお聞きしたところ、

「そうなんですが、なかなか仕入れのためのまとまったお金がなくて…」とおっしゃってました。

コロナの影響で街中の人出が減ったため、路上での販売は大変厳しいと聞いています。

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知っている方も多いと思いますが、「ビッグイシュー」はホームレス状態の方のみが販売員として売っている雑誌です。

質の高い雑誌をつくりホームレスの人の独占販売事業とすることで、ホームレス問題の解決に挑戦しました。ホームレスの人の救済(チャリティ)ではなく、仕事を提供し自立を応援する事業です。ビッグイシューの原型は1991年にロンドンで生まれました。

ビッグイシュー日本とは https://www.bigissue.jp/about/

毎月1日と15日の2回発行され、販売額は450円。そのうち半分以上の230円が販売員の収入となります。

購入することでホームレス状態の方の支援にもなるのですが、単純に読み物として本当に面白い!

薄いので持ち運びにも便利ですし、カバンに一冊入れておけばスキマ時間の読み物にぴったり。

できるだけ地域の販売員さんから購入したいのですが、なかなかお会いできないこともあるので、私は定期購読をしています!年間購読料11,000円で、月2回、計24冊が届きます。

また、近くの図書館に置いてもらうよう要望を出すことも支援になるそうです。

最近も、ホームレス問題関連記事が話題になっていましたが、炎上が忘れられても、暮らしは続いていきます。

無理のない範囲で、切れ目のない支援ができたらいいなと思うので、支援や寄付と気負わなくても質の高い雑誌を購入するだけの「ビッグイシュー」は素晴らしいなと思っています。

もちろんそれだけで解決することばかりではないと思うので、私も引き続き何ができるのか勉強していきたいです。

それでは今日はこのへんで。