公立高校への生理用品設置が続々開始。#生理の貧困 をなくそう!

こんばんは、佐藤ことです。

今日は嬉しいニュースが!

大阪府、そして宮崎県でも、全府立/県立高校でトイレに無償で使える生理用品を置く取り組みが始まると!

昨今「生理の貧困」という問題がメディアでもよく取り上げられるようになりました。経済的な理由などで生理用品が購入できない方や、が家庭で生理用品を用意してもらえず困っている子どもたちがたくさんいると。特にこのコロナ禍の経済状況悪化から、今までより多くの方がこの問題を抱えていることが可視化され、各自治体で取り組みが進んでいます。

しかし、多くの自治体では備蓄の生理用品を窓口で配る施策が主になっており、窓口で受け取るのはハードルがありますし、備蓄がなくなり次第終了というところも。また、学校では保健室には用意があっても先生に頼まないともらえない、使用した分は買って返却しないといけないという例も耳にしました。

私自身も、10〜20代の頃を振り返ると、例えば服や寝具を血で汚してしまったりナプキンが足りなかったり、生理のことで困ったときに家族や友人に頼ることはかなり抵抗がありました。

トイレに設置されることで、気軽に使えるよう工夫をされることはとても大事だと思います。

「生理用品が無料で使えるなんて!」と思う方もいるかもしれませんが、駅のトイレにトイレットペーパーが当たり前にあるようになったのはたった20年前だそうです。20年後にはどこのトイレにも当たり前のように生理用品が置いてあるのかも。ネカフェはもちろん、居酒屋やホテルトイレにも生理用品を置いているところがここ数年でかなり増えた気がしますし。

東京都や神奈川県でも都立高校・県立高校のトイレへの生理用品配置が始まっていますので、この動きが全国へさらに広がっていくことを期待しています。

それでは今日はこのへんで。