精神障害者の新たな活躍モデルをつくってきた「アスタネ」のさらなる挑戦

こんばんは、佐藤ことです。

先日、青山学院大学の実習受け入れの同行で、さいたま市桜区にある就労継続支援A型事業所「アスタネ」に行ってきました。

コロナ禍でしばらく訪問を控えていたので、私自身も約1年ぶりの訪問となりました。

しいたけの生産・販売を事業とするアスタネでは、昨年の緊急事態宣言下ではスタッフ(利用者)の通所を制限するなど感染拡大予防をし、イベントなども中止となったため売上は前年より下がったものの昨対比1割減でなんとか持ちこたえ、今年も引き続きイベントなどは多くはないものの売上は例年と同程度かそれ以上に伸びる見込みとなっています。

アスタネの年間売り上げは約7000万円。埼玉県のしいたけ農家の中でもトップ3に入ります。A型事業所で3000万円以上の売り上げがあるのはたった2%、ほとんどが赤字という状況の中ではかなり安定して経営できるようになりました。

アスタネの特徴は、事業のほとんどの工程を障害のあるスタッフが担当していること。収穫やパック詰めだけでなく、生産管理やスーパーへの配送、営業、経理、パッケージデザインなどなど。職員しかやっていない業務は福祉の申請や、スタッフとの1on1ミーティングなど人事的な部分のみです。

そうすることによって、「仕事を任されているから頑張ろう」という主体性や自己有用感が生まれ、体調や勤怠の安定につながります。また、周りのスタッフもみな障害や体調面への理解があるため、休んでも次から出勤しづらくならないピアサポートの側面もあります。

当初は、売り上げの数字などは精神障害のあるスタッフへのプレッシャーになるかも、、、と遠慮していた部分があったようなのですが、今はむしろ売り上げの数字や進捗もすべて共有し、スタッフ間でどうやって達成するか話し合ってもらっています。今までの経験やスキルを生かした様々な工夫や主体的な取り組みが生まれ、事業としての成長にも貢献いただいています。

アスタネには以前、音喜多駿参議院議員(当時都議会議員)や事務所メンバーにも見学に来ていただき、記事にまとめてもらいました。

もともと「精神障害者の雇用がすすんでいない」という課題感から始まった事業だったので、うつの方と統合失調症の方が主に働いていたのですが、現在では厚労省と連携して農福連携の取り組みから生活困窮の方の受け入れも始まりました。

また、精神障害だけでなく、知的障害や身体障害の方の受け入れも始まったようです。私が訪問した日は20代の知的障害のスタッフが働いていましたが、背の高い彼が体力の必要な仕事をどんどんこなしていてとても頼もしかったです!

「障害があるからこれができる、これができない」と一括りにするのではなくて、まずどんな作業があるのかをしっかり切り出すこと、そして信頼して任せること、これが重要なんだなと改めて感じました。口で言うのは簡単ですが、実現もして、かつ結果を出しているアスタネには毎回学ぶことがたくさんあります。

作っているしいたけは障害者雇用関係なく、とにかくおいしい!先日代官山の猿楽祭ではオリーブオイルと塩だけで炒めたしいたけの試食を出してたのですが、おいしすぎてびっくりしました…。

松田都議にも購入いただきました!

ヤオコーさんなどに卸しているので、
埼玉にお住まいの方はぜひお近くのスーパーなどで探してみてください。

それでは今日はこのへんで。

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