こんにちは、佐藤ことです。
今朝、このランドセルメーカーさんの動画を見て朝から号泣。
「ピンクが好きだからピンクを選ぶと思います」
「汚れが目立たなそうなベージュにしてほしい」
「みんなと一緒の黒がいいんじゃないかな」
ランドセルを選ぶ子どもたちを別室で見守る親たち。『子どもに自由に選んでほしい』という思いもありながら、それぞれの予想や希望を口にします。
たしかに子どもたちは親の予想通りのランドセルを選んでいきます。でも実は選んでいたのは”自分の使いたいランドセル”ではなくて…。
続きはぜひフルバージョンを見てください!
子どもって、ほんとに親のことをよく見てますよね…。
私も子に自分の希望を押し付けたり誘導したりしないように気をつけてはいるのですが、ランドセルみたいな長く使う高価なものって、「6年間ちゃんと使えるかな?」「汚さないでほしい」とどうしても考えてしまうのも親心…。
でもそこをグッと抑えて、子どもを信じて、「自分らしくいていいんだ!」「自分の意見を言っていいんだ!」と思ってもらえるような関係性もつくっていけたらいいな、と改めて思わされました。子育ては親育て。子育ては忍耐。
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さて、そんなランドセルですが、これがめちゃくちゃ重い!!!!!!!とここ数年問題視されています。
水泳用品メーカー「フットマーク」が昨年、小学1~3年生1200人に調査したところ、中身も含めたランドセルの重さは平均3・97キログラム
https://digital.asahi.com/sp/articles/ASQ6B6JY7Q69ULEI00Y.html
教科書だけでなく、GIGAスクール構想により始まった1人一台端末(北区では「きたコン」と愛称で呼ばれるらしい)のパソコンの持ち帰りもあるそうで。水筒や体操着、給食袋も入れたらかなり重そう。実際に6-7kgという話も聞きます。
この重さ、大人に置き換えてみるとなんと18.9kg!子どもたちの身体が心配ですよね。「ランドセル症候群」なんて言葉もでてきています。
自治体としてできる対策としては大きく二つ方向性がありそうです。
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一つは、「そもそもランドセルって必要?」
ランドセルではなく、より軽いリュックなどにしたらどうか。
欧米ではよくキャスターのついたリュックを使っているイメージがあります。(バスや送迎がスタンダードだからかもしれませんが)
北区ではランドセルだけでなく、両肩かけ型のバッグならOK、となっています。子どもの入学前説明会でも下記のような記述になっていました!
最近のランドセルは機能性やデザイン性の高さからか昔より高価になっていて、カタログなどで見ると8万円台もザラにあったり、「ラン活」なんて言葉もあり、隠れた教育費としても問題になっているので、リュックなどでも大丈夫なのは助かりますよね。
長女の就学にあたって、我が家もリュックの方が軽くていいかなと検討しましたが、元小学校教員の母から「ランドセルの方が物の整頓を教えやすいし、ロッカーにもちょうど収まるから楽だよ」と言われて結局ランドセルに…。
それらをすべてまるっと解決する策として、自治体が現物支給するという方法もあります。
立山町は株式会社モンベルと2017年に包括連携協定を締結し、取り組みの一環として、小学生が使用する通学用バックパックを開発。
この「わんパック」は、立山町内の公立小学校に2023年度以降に入学する全児童へ、立山町からプレゼントされるそうです。(いいなあ…)
ランドセルでもリュックでも「選べる」というのもとても大事なんだけど、小学校低学年だと同じものを使う方が教員も子どもたちも楽だろうな…と思ったり。
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二つ目としては、「中身を減らす!」
モンベルがいくら軽量したとはいえ、実際のランドセルとの差は… 一番重いコートバンと比較しても400-600g。あれ?
悪者にされがちなランドセルですが、実際に重いのは圧倒的に中身!!!!!!!!
北区ではいわゆる”置き勉”(教科書や資料集をロッカーに置いておくこと)もできるようになってきているようなのですが、ここは春から長女の荷物なども見ながら、改善点があれば提案していきたいと思います。
「きたコン」端末を持ち帰るなら、自宅ではデジタル教科書でいいのでは?と思うのですが、まだデジタル教科書は端末で使えないという話も聞いたことがあり…。
2024年度からはデジタル教科書が無償提供されるという話もあるので、期待しています!
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北区では「リュックOK」も「置き勉」もかなり進展しているようなのですが、まだの自治体ではこのあたりから要望していくといいかもしれないですね。
それでは今日はこのへんで。