ネットは空間、HPは事務所、情報は刺身!音喜多議員にネットでの情報発信のコツを聞きました

こんばんは、日本維新の会・北区政対策委員の佐藤ことです。

北区議会議員選挙まで、残り56日。

今日は乙武塾とパブリックリーダー塾のコラボ企画で、午前中は乙武さんの講義、午後は村上世彰さん(日本の経済・金融)と音喜多さん(ネット選挙戦略)の講義に参加しました。

乙武塾の様子

乙武さんからは、自身が出馬を決めるまでのストーリーと、参院選の話。対抗馬の陣営にいたし、乙武さんには投票できなかったのですが、やっぱり乙武さんは近いうちに政治の世界で活躍してほしい方のひとりだなと改めて。

村上世彰さんからは「議員になる人は金融や経済もちゃんと語れるようになってほしい」との願いも込めた講義。民主主義と選挙制度によって、バラマキに陥りがちな国政や議員のあり方に厳しい指摘も。マクロ経済の話はざっくり理解しているつもりだったものの、国の経常収支の内訳など細かい話になるとちんぷんかんぷんで全然議論に追いつけなかったので、しっかり勉強しようと思いました…。

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そしてその後は、私の師匠でもある音喜多駿参議院議員によるネット選挙戦略の講義。

音喜多さんは大学生の頃からブログを続け、議員になってからも毎日ブログ更新し、2020年からはYouTubeも毎日更新をしています。

私自身も元々2014年頃から音喜多さんのブログ読者。都議会のニュースや、一般の人が知る機会のない議会の不思議な慣習などの発信が面白く、まったく知らなかった地方政治に興味をもつきっかけになりました。

音喜多さん曰く、

  • ネットはツールではなく「空間」。ネットは駅であり、事務所のようなもの。
  • ネットで直接有権者だけに届けるのは難しい。票を集めるのではなく、一票以上の価値のあるサポート(選挙活動・個人献金・シェア・紹介など)をしてくれる潜在支持者と繋がる場と考えよう。
  • 「ブログを書く時間がない」という人がいるが、ブログでアウトプットすることで言語化され、演説原稿や議会の質問原稿にも反映でき、政務・公務の効率化に繋がる。視察や勉強会もブログに書かなきゃと思えばより真剣になる。
  • 情報は「刺身」。刺身をあとで取っておいて食べようという人はいない。その場でアウトプットせよ。
  • ブログに書いたことを記者が見ていてテレビ露出にも繋がった。SNSもいいけれど、やはりストックされるブログの価値はいまだ健在。数年前の記事が検索に引っかかりオファーがあることも。

他にも、SEO業者バリの書き方のコツや、プラットフォームの選び方、炎上対策についても惜しみなく共有がありました。

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その後の質疑応答の時間では、たくさんの質問が寄せられましたが、

「質より量というのは理解するが、なかなか自分の納得できるクオリティにならず、出し悩んでいる。どうやったら割り切ってアウトプットできるのか」

という質問は、私も悩んでいるところなのでよく分かりました…。

音喜多さんからは「恥ずかしくても出していく方がいい。もちろんクオリティは高い方がいいが、クオリティが低いことよりも何も発信しないのが一番ダメ」とアドバイス。

書き続けていくうちにペースが掴めてくることもあるし、継続ほんと大事ですよね…。

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ちなみに、ブログは更新できないけどTwitterなら更新できる佐藤的に、うまくブログ更新していくコツとしては「すぐツイート→背景や補足をブログに長文で書いていく」、これが今のところ一番楽かな、と思ってます…!

ブログにしてないけど、ツイートでは情報がまとまってるものもあるので、少しずつブログにもストックしていきたい。。

あとプラットフォームは、独自ドメインのHPやブログがない人は選挙ドットコムのボネクタ一択。年契約で高いけどボネクタを契約しましょう。

私も毎日更新を目指して頑張ります!!

それでは今日はこのへんで。