告示日に立候補しようと思っても遅い!?事前審査とは

こんにちは、佐藤ことです。

北区議会議員選挙、告示日まであと3週間になりました。

なかなかブログ更新できなかったのですが、その間に手続き書類や制作物のほとんどが完成し、先日事前審査を終えられてホッとしているところです。

選挙運動は告示日から始まるので、本当は告示日に手続きをしても立候補できるはずなのですが、

必要な書類が多く、また区議選などの場合は特に候補者の数が多く、告示日に手続きをしていては間に合わない可能性もあるためか、

「事前審査」というものが設けられています。

今年の北区議選の場合は、3/13〜3/24が事前審査期間。一発ですべての書類を揃えられる候補(予定)者は少なく、だいたい2〜3回で完了するそうです。

ちなみに1回目の事前審査は立候補予定者説明会のときに指定されるので、説明会には本人でなくても誰かしら出席しておくとよいかと思われます。

事前審査で必要なものは大きく3つに分けられます。

  1. 主届(立候補関連書類)
  2. 諸届(選挙運動関連書類)
  3. 選挙公報

まず、主届は
○候補者届出書(本人届出又は推薦届出)
○宣誓書

○供託証明書

○戸籍謄本(抄本)

○通称認定申請書
○候補者氏名等字画
○候補者推薦届出承諾書
○所属党派証明書(無所属以外)

うん、もうここから多い。

ただ、ほとんどはボールペンと印鑑さえあればなんとかなります。供託証明書は霞ヶ関の法務局に現金を持っていけば10分ほどでもらえます(オンライン申請&郵送も可能)。戸籍謄本はマイナンバーカードがあればコンビニでも取得可能。所属党派証明書は党からもらいます。

通称名申請は、旧姓や本名の漢字をかな/カナにするだけなら特に説明資料は要らないと言われました。

思ってたより意外となんとかなる!

これらが揃って確認が終わると封筒に封印をしてくれるので、あとは封筒を告示日に持っていくだけ、の状態になります。

次に、諸届。

○受領書(1)
○受領書(2)
○選挙事務所設置届
○選挙運動用ビラ届出書
○選挙運動用ビラ証紙交付申請書・受領書(3)
○個人演説会開催申出書
○出納責任者選任届
○選挙運動事務員等届出書
○選挙立会人届出書
○選挙公報掲載申請書
○選挙公報掲載承諾書
○音声版及び拡大文字版選挙のお知らせ掲載申請書

諸届で一番大変なのは、印刷した選挙運動用ビラを2部持っていくこと!つまり、事前審査までに本番のビラを完成させないといけないんですね… (都議選はこんなに早くなかったと思うので、めちゃくちゃ焦りました)

ちなみに、選挙事務所を設置しない場合や個人演説会を開催しない場合はそれらの書類は必要ありません。公費がでる運転手以外全員ボランティアの場合は、選挙運動事務員等届出書も不要。(ウグイスや手話通訳に支払いする場合は必要!)

選挙立会人は4/20までなので、このタイミングになくても大丈夫と言われました。

これらも揃うと、封筒に封印してくれるので、告示日に忘れずに持って行きます。

最後に、選挙公報。

原稿、写真、そして音声版のためにルビを振った原稿が必要になります。そしてそれらのデータもCD-Rに焼いて提出。CD-R…今どきコンビニには売っていないので、100円均一で探すことをおすすめします。

そのほか、公費申請書類も持って行ったのですが、選挙後で大丈夫と言われたので特に確認なしでした。

選挙カーの許可申請も必要かなと思っていたのですが、前回は北区内の三警察署で対応がバラバラだったのを、今回からは「特別な溶接などない限りは申請不要」という対応に統一したそうです。

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今回初めて自分で事前審査をやってみて、やっと立候補の流れが掴めたような気がしました!

今後、選挙に出たい人の事務方のお手伝いもできる自信がついたので、選挙に出たい方はぜひお気軽にご相談ください。

思っていたよりもそこまで難しいことはなかったのですが、何が必要で何が必要じゃないのかが初めてだとほんと分かりづらかったので、もう少し手順が整理されると初心者にもハードルが低くなるのではないかと思っています。

北区選管のみなさんはとても親切にしてくださったのですが、お互い負担が減らせるといいですよね…!

もっと多様な人材が議会に入ってきてくれるように、北区で変えられるところは変えていきたい。

それでは今日はこのへんで。