ワクチンで予防できるはずの子宮頸がんの年間死亡者数はなんと約3000人。HPVワクチンと検診のセットで予防!

こんにちは、都政対策委員(北区担当)の佐藤ことです。

本日4月9日は「子宮の日」「子宮頸がんを予防する日」だそうです。まったく知らなかったけど、たしかに「し(4)きゅう(9)」ですね!

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先日、子宮頸がんについて、国会議員のTwitterでのやりとりが話題になっていました。

立憲民主党のあべともこ衆議院議員の「子宮頸癌が健診によって防げる 癌」(原文ママ、正しくは健診ではなく検診)というツイートに対し、同じく立憲民主党の塩村あやか議員が「検診で早期発見はできても予防はできない」と反論。

それを引用する形で三原じゅん子大臣は「 がんを予防出来る事と早期発見は違いますよね。 ワクチンの安全性や効果がこの8年間で世界各国エビデンスが多数示された事を1人でも多くの方々に知って頂けるよう徹底してまいります。 」と投稿。

党内でも対立意見が言える、そして党派をまたいで課題感が共通なら連携できる。素晴らしいですよね。

HPVワクチンについては、党内で意見が分かれていることがとても多いです。自民党にも立憲民主党にも賛成の方もいれば、反対の方も。

2019年参議院選では、共産党の候補者はHPVワクチンに全員反対しています。(これに私はかなり驚きました)

子宮頸がんによる年間の死亡者数はなんと約3,000人。

一時期、副反応についてマスコミで大きく取り上げられ、日本ではHPVワクチン接種の積極的勧奨が中止に。70%だった接種率は、今ではなんと1%になってしまいました。

副反応を訴えられている方々はそれぞれ苦しい思いをされてきたかと思います。。もちろん訴えてきた方を貶める意図はありません。

しかし世界中の様々な研究で安全性は検証され、WHOも「安全性の問題はない」と発表していています。

2017年には、HPVワクチンの安全性を検証する発信を続けてきた医師でジャーナリストの村中璃子さんが、公共の利益のために科学や科学的根拠を広めることに貢献した人に贈られる「ジョン・マドックス賞」を受賞しています。

海外の一流科学誌「ネイチャー」 HPVワクチンの安全性を検証してきた医師・ジャーナリストの村中璃子さんを表彰

https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/rikomuranakajohnmaddoxprize

HPVワクチン接種率の高いオーストラリアでは、今後10年以内に子宮頸がんは撲滅されると予測をされています。

2028年、オーストラリアから子宮頸がんが消える? HPVワクチン接種と検診で、激減する子宮頸がん

https://news.yahoo.co.jp/byline/katasekei/20181014-00100430/

しかし日本では今後、積極的勧奨を取りやめていたために、定期接種が受けられなかった2000〜2003年生まれの女性では、避けられたはずの患者が計1万7千人、死者が計4千人発生するとの予測がされています。

勧奨中止で死亡4000人増か 子宮頸がん予防ワクチン

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65331980S0A021C2CR8000/

受け直そうとすると、その費用は約5万円。定期接種を受けられなかった世代の女子大学生たちからも訴えがあがっています。

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政治家はこの問題にしっかり向き合うべきですし、政党を超えて連携して、子宮頸がん撲滅に向けて動いてほしいと思います。

私も都政に向けて、

○子宮頸がん(HPV)予防ワクチンについて、正しい知識の周知を徹底し、接種の促進を行います。

○乳がん・子宮頸がんなど、がん検診受診率の向上を図るとともにがん患者の就労継続支援を推進します。

この2点を強く訴えていきたいと思います。

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今日の「子宮頸がんを予防する日」、ぜひツイート拡散などでご協力ください。

それでは今日はこのへんで。